例によって目が覚めた夜明けの晩

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2010年 01月 02日

2010

どうも、あけましておめでとうございます。最近のブログ界隈(自分の半径5m以内)は皆Twitterをやりだしたせいか本ブログ含め更新が滞ってなかなか寂しい状況ですが(その代わりTwitterが面白い)本年も宜しくお願いします。2009年は主に経済的な事情であんまり音源を買ってなかった気がしますが(やーねー)、ライブは振り返れば色々行ったかなー。まぁライブに行きゃぁいいってもんでもないので今年はもう少しちゃんと音源で追いかけたいですね。

さて。そんなわけで2009年を振り返る他に、00年代が終わった事にも触れなければならないでしょう。まぁ単なる数字の区切りだけなんだけど、10年一区切りということで。

僕は99年の10月に上京してきたので、00年代は丸々東京で過ごしたということになり、個人的にもこの10年は激動の期間となり非常に感慨深いです。音楽的なことでいえば、上京してからの3~4年はとにかくライブを観に行きまくってたと思う。元々東京でライブが観たくて無職で上京したんで、まぁ想いは遂げたんじゃないだろうか(笑)。その頃は「消毒GIG」とか毎回行ってたし、「BURNING SPIRITS」もよく行ったなぁ。あとはCRUCIAL SECTIONの「United Thrash Night」やクラスト系のライブも頻繁に行ってた。SLIGHT SLAPPERSの「East West Fast Blast」とEXCLAIMの「Shooting Punk Approach」はこの頃の東京で最高のハードコア・ショウでした。その二つが行われていた高円寺20000Vも無くなっちゃっいましたね・・・。あと現在もだけど、90年代後半から愛知県から次々と面白いバンドが出てきて、その中でもTOMORROW(現・ACUTE、NOT A NAME SOLDIERS)は特別なバンドだったなぁ。僕の前後世代である程度フラットにハードコアに聴いてた奴はみんなTOMORROWは好きだったと思う。あとはFRAMTIDがアルバムを出したくらいから?大阪クラストシーンというか、大阪周辺のハードコアシーン全体が凄く面白くなっていったように感じる。他には自分の地元・仙台で、自分が住んでいた頃には居なかったようなバンドが次々と出てきていつの間にか新しい世代のバンドがたくさん出てきていた。これにはSPIKE SHOESの影響がかなり大きいというか、僕より下の世代はほとんどSPIKE SHOESを観て育ったバンドなんじゃないだろうか?

ハードコア全体としてみると、90年代からのDIYハードコアムーブメントが衰退していった代わりに00年代初頭に80'sスラッシュ・リヴァイバルやスラッシュブームが来ましたね。その中心に居たWHAT HAPPENS NEXT?を始めとして、DS-13やTHE OATH、DEATHREAT、VITAMIN Xなんかが来日。そのスラッシュ・ブームの中で突出して面白かったのが、POINT OF FEWやMIHOEN!、BETTERCOREなどのオランダ勢で、これからガツンと来るか?と思った矢先にバンドは次々と解散、結局前述の3バンドはアルバムを出すことも無かった。それと平行してスラッシュ・ブームも失速、「またスラッシュ系?」みたいな感じになっていきましたね。あと世界的にはTRAGEDYクローンが量産された時期のようだけど、日本で人気があったのはTRAGEDYの他はFROM ASHES RISEくらい?TRAGEDYっぽいバンドもあんまりいないしね。00年代前半はニュースクールハードコア/メタルコアも表立って盛んになってきた時期で、CONVERGE、CALIBAN、HEAVEN SHALL BURNなんかはライブ観にいったけど、結局あんまりはまる事はなかったなぁ。

で、そうこうしているうちにたぶん2006年頃くらいから、「最近あんまハードコアの新譜買ってないよね」みたいな話をポツポツ友達とするようになったりしてて。所謂「ムーブメント」というような形では大きな動きが無くて、ちょっと停滞感を感じていたり(この頃、実は海外ではモダン・ハードコア、SxE/タフガイ系が大きな動きとなっていたのを知るのはまだ先)。それと呼応するかのようにBOYがメタルを中心に扱いだして、ハードコアを聴いていた人たちがアンダーグラウンドなメタルを買い漁る動きが出てきたり。

で、この頃はハードコアの変わりにとにかくレゲエのレコードを次から次へと買いまくってた。自分は高校の頃にハードコアを知ってからほんと20代前半までハードコアしか聴いてなくて、その後THA BLUE HERB経由でヒップホップやその他所謂クラブ・ミュージックとまともに向き合うことが出来たけど、それでも別に他ジャンルの音源はそんなに買ってなくて、ハードコアの他にここまで集中して集めたのはレゲエが初めて。レゲエを買うようになって俄然アナログ・レコード熱があがって、グッド・ミュージックと呼ばれるような音楽全般に興味が沸いて来たのもこの時期かな。

んでハードコアの話に戻ると、CAPILATALIST CASUALTIESの来日(世界最強のライブだった)やポートランド・パンクシーンの動向など面白い動きなどはあったりしたんだけど、なかなか音楽的に革新的だったりムーブメントというくらいの大きな流れまでには至らなかったり。で、そんな中で自分を最も夢中にさせたのは野外イベント「RAW LIFE」に端を発するSTRUGGLE FOR PRIDEを中心としたハードコアと他ジャンルをリンクするボーダーレスなシーンの動き。これは本当に面白かったし、自分の音楽的な視野を広めることにもなったと思う。SFP自体は頻繁にライブをやるようになってからRAW LIFE以前にも個人的にはちょくちょくハードコアのライブで観ていたんだけど、RAW LIFEをきっかけにハードコア・シーンに興味を持った人もたくさんいたんじゃないだろうか。

そして00年代も後半に差し掛かったところで、いま海外で最も大きなムーブメントとなっているハードコアのシーンはモダン・ハードコア、タフガイ・ニュースクールをひっくるめたSxEハードコアのシーンだということに気がつく。元々、ニュースクールのシーンが最もでかいってことは知ってたんだけど、メジャー路線のメタルコア・バンドが目に付いたことと、やっぱり日本ではニュースクールのリスナーとハードコア・パンクのリスナーって分かれてるんですよね。そして日本のハードコアの中心はずっとハードコア・パンクでこれまで来た。DOLL誌でもこの海外のハードコア・シーンに触れるのはミッチ大橋くらいで、レコ屋にも入荷しないし(最近はユニオンに入る)ほとんど黙殺。でも日本でこれ系が好きな人のバンドやレーベルの地道な活動と、完全にmyspace時代になって世界中のバンドの音がネットで聴ける時代になり、ようやく僕のような人間にもこの動きが届いたわけです。とは言っても、音源はそれほど持ってないんで、今年はもう少し本腰を入れてこっちもフォローできるようにしていきたいかなと。ついこの間のAVSKUMのライブも、CONVERGE/REIGN SUPREMEのライブもどちらもSold Outで、日本ではまだまだハードコア・パンクの人気は衰えてないと再確認しつつ、確実にこの海外の現在進行形のハードコアをフォローしている人口も増えていると感じて、まぁ両者が交わることって結構無理があると思うけど、自分としてはなるべく満遍なくフォローできたらなと。

しかしこうやってつらつら書いてみると俺ってミーハーだよな(笑)。でもハードコアに関しては、ある一部分のマニアックなバンドを知ってるのにわりと基本的なバンドを知らなかったりするよりは、薄く広くってのが割かし性にあってるんだよなあ。他のジャンルを広くフォローするのはもう無理だけど。とか言いつつ、最近はなんだか普通のロックとかも聴き出してたりしてます。今まであんま現代のロックって聴いてなかったんだけど、聴き始めてみると案外面白いっす。えー、とにかく今年はもっとCDやレコードをバシバシ買って色々な音楽にちゃんと触れていけるようになりたいっすね。こんなところで。

今年初めて買った音源。黒人3人のパンクロック前夜、DEATH。

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by yoakenoban_2 | 2010-01-02 10:20


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