例によって目が覚めた夜明けの晩

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2015年 08月 10日

ドイツ旅行7 ミュンヘン~ ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所(ダッハウきょうせいしゅうようじょ、独語:Konzentrationslager Dachau)は、ドイツ・バイエルン州・ミュンヘンの北西15キロほどのところにある都市ダッハウに存在したナチス・ドイツの強制収容所である。ナチスの強制収容所の中ではオラニエンブルク強制収容所と並んで最も古い強制収容所と言われ、後に創設された多くの強制収容所のモデルとなった。「ダハウ強制収容所」と書かれる事もある。

全部で30以上の国々から20万人が送り込まれ、その内の3分の1近くがユダヤ人であった。32,099人が収容所内で死亡し、他に約1万人が主に疾病、栄養失調、自殺によりダッハウの支所で死亡した。1945年初頭にナチスの撤退後にチフスが流行し、体の弱っていた囚人の多くが死亡した。

ダッハウより大きいアウシュヴィッツ同様、ダッハウは多くの人にとってナチス強制収容所の象徴になっている。ダッハウ強制収容所はイギリス軍やアメリカ合衆国軍に解放された2番目の収容所であったため、多くの人々にとって重要な場所となっている。従って、西側諸国がナチスの蛮行に直に接した最初の場所の一つであった。


以上、Wikipediaより。

強制収容所といえばすぐに思い浮かぶのはアウシュビッツ強制収容所だと思いますが、その他にも強制収容所はそれこそ無数にありました。また、アウシュビッツ(ビルケナウ)を始め、ユダヤ人をガス殺したいわゆる「絶滅収容所」は全てポーランドにあるのですが、ドイツ国内にも通常の強制収容所はたくさんあります。ミュンヘン近郊の街、ダッハウの強制収容所を訪ねました。現在ドイツでは複数の強制収容所がメモリアル施設として見学することが出来ます。ダッハウ強制収容所はわりと日本のガイドブックの片隅にちっちゃく紹介されていたりもしますね。ダッハウはゾーン2のエリアになるので、この日は駅でゾーン2までの一日券を購入。路線図見ればダッハウまでの道のりもすぐに理解できる。ミュンヘン中央駅からSバーンで20分ほどです。

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駅からはバスで強制収容所へ向かう。「KZ」は強制収容所のこと。KZ-Gedenkstatteで強制収容所記念施設とかそんな意味になるらしい。駅にもバス亭にも案内板が出ているのでどのバスに乗るのか迷う事はなかったです。というか、中学生くらいの社会科見学の集団と一緒になったので乗り場所も降り場所も迷う事はなかった笑。


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収容所まではすぐです。これは収容所内の入り口を入ったところ。屋根の上の監視塔は当時の物でしょうか?この入り口に来る前にカフェや本屋も併設されたインフォーメーションがあり、そこでオーディオガイドも借りる事ができます。日本語はないので意味ないんですが、オーディオガイド用のパンフレットが欲しかったので借りました。もしかしたらパンフレットだけでも貰えたのかも?


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アウシュビッツにもある有名な標語。「働けば自由になる」。もちろんそんな事はありませんでした。


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とても広いです。


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かつての囚人のバラック跡。建物の多くは残されていません。


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とても静かでのどかで綺麗です・・・この場所で3万人以上の人々が亡くなったとは思えません・・・。


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慰霊の為の施設と教会です。様々な宗教を信じる囚人の慰霊のために、複数の宗教的な施設が建っています。


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入ってすぐの建物にはダッハウの歴史が展示されています。相当なボリュームで文章を翻訳しながらひとつずつ読んでいたらここだけで一日かかりそうです・・・。


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この場所は確かシャワー室だったと書かれていた気がします。


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拷問に使われた棒のようです。


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これはどうやら死体を運搬するための荷車のようです。


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これは確か説明によるとソ連の戦争捕虜を処刑した場所だったような・・・。おそらく収容所の近くにある場所なのでしょう。


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サッカー大会のトロフィー。収容所で行われたものになるのかな?意外に思うかもしれませんが、収容所でのスポーツ大会や楽器演奏会の話しは色々な話にちょくちょく出てきます。アウシュビッツにも楽器を演奏する楽団があったそうです。


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腕章のDESINFEKTIONは「消毒」という意味でした。消毒係りの帽子でしょうか?


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人体実験の様子を説明したパネルです。収容所では囚人に対する人体実験も行われていました。


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囚人がつけていたマーク。星はユダヤ人、色別に政治犯や通常犯罪者、移民や同性愛者などを表しています。


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奥に進んでいくとクレマトリウム、焼却炉施設がありました。


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こちらも焼却炉。ここで1万人以上が焼かれたそうです。


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これがガス室とされている部屋ですが、ダッハウではガス室は使用されなかったというのが現在の定説です。試作品として作られたのではないかと言われています。


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犠牲者の灰が撒かれた場所でしょうか。


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この壁の前の碑には「PISTOL RANGE」と書かれていました。銃殺場でしょうか。


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囚人用のトイレです。


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人間の骨が組み合わさったような巨大なモニュメント。


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見学するのに午前中ほぼ全て使いきりました・・・。じっくり見てまわるのには一日必要なのではないでしょうか。


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たくさんの人が見学に訪れていました。
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by yoakenoban_2 | 2015-08-10 15:15 | ドイツ旅行


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