例によって目が覚めた夜明けの晩

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2008年 04月 20日

現実逃避

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2008/04/20(sun)@新大久保EARTHDOM
「現実逃避 / ~現実逃避軋轢最終ツアー~」


ZAGIO EVHA DILEGJ(from 長野)
VIVISICK
死神
SSORC
FROM HELL
ナックルヘッド(from 札幌)

BGM坐音興団
ELECTRO HUMANGEL

ナックルヘッドを初めて見たのは12年前の地元のライブハウスだった。そのころたぶんまだ1stアルバムは出ていなくて、でも96年のデモテープを持っててその存在は知っていたと思う。ライブは2DAYSのギグで、ナックルヘッドは2日目に出演。でも1日目のライブにもメンバーは遊びに来てて、ボーカルの戸沢氏は「KNUCKLEHEAD」とペイントされたビッシリと鋲を打った革ジャンを着てインベーダーサングラスをかけて酔っ払って騒いでいた記憶がある。その日のライブ中にいったい誰がやったのかわからないけど、防犯用の催涙スプレーみたいなのがライブハウスの中でまかれて一斉に客が外に逃げ出すという事件が起きて、そのとき戸沢氏が上半身裸でその場に倒れこんでしまったということがあったので、その日のことは印象に残っていて微かに覚えている。なんて破滅的なドランク・パンクスだと思った。次の日のナックルヘッドのライブは、ステージ上では昨日のドランク・パンクとは別人で、自分自身を痛めつける怒りの形相で音を叩きつけていた。その後、屍と一緒に回るツアーで何度か地元にもライブに来てくれて、手持ちのチケットを確認したら地元では4回のナックルヘッドのライブを見ていた。東京に出てきてからは、西荻ワッツで見た記憶しかないので、俺5回しかナックルヘッド見たことないのかー、って思った。好きなバンドだったのに、見たのは5回だけか。CTRを始めていたこともあって最新作の「ロスト」が出るまでずっと解散したと思ってたし、最後に見たライブももう何年前だったか覚えていない。だから今回最後のツアーをやるってことで、これは見ておきたいなあって思って、本当はこの日は仕事の都合でライブには行けない日だったんだけど、なんとか無理言って都合つけた。

時間を変えて貰った仕事を終えて会場に入ると、ナックルヘッドと一緒に現実逃避軋轢のツアーを回っていた屍の演奏中だった。途中からだったけど、今日はほとんど最近ライブでやってない初期の曲を演奏していた。たぶんナックルヘッドと一緒にツアーを回っていた時期によく演奏していた曲中心だったんじゃないだろうか。7インチの曲とか久しぶりにライブで聞いた。バンドの演奏が終わると、この日はELECTRO HUMANGELのメンバーがフロアの後方でアコギやパーカッションやディジリドゥを使って怪しげな音楽を奏で続け、それがBGM代わり。次は長野のZAGIO EVHA DILEGJ。彼らのライブは何度か見ているけど、今日は断とつでキレ味するどくめちゃくちゃかっこよかった。ぎりぎりハーシュノイズにならない軽めでノイジーなギターと矢継ぎ早に繰り出されるブラストが微塵も揺るがないでいつものごとくあっという間に演奏終了。ボーカルのスクリームもこの日は一段と良かったなー。そしてVIVISICKが始まると、ここまで動きが鈍めのフロアをいつものように煽りまくる。そして途中から客もようやく爆発。フロアの動きが鈍いといつもVIVISICKが火を点ける。4番目は初見の死神。ドラムとマイクを使ってそれに変な動きも加えた一人パフォーマー。たぶん本人は至って大真面目で本気なんだろうけど、僕にはサブカル臭が強すぎましたね・・・。そしてCROWやDYB!でドラムを叩く辰嶋さんがメンバーにいるブラックメタルバンド、SSORCが5番目。初めて見たけど、スキンヘッドに白黒のコープスメイクをして、黒いローブみたいな服を羽織ってトゲトゲのリストバンドで武装して細い布を顔に巻いて目隠ししているという出で立ちのボーカル氏の風貌が異様すぎる(笑)。今やブラックメタルの白黒メイクもそんなにインパクトなくなったけどこれは凄い。音もフル・ブラスト・ブラックメタルって感じで強烈。以前何かのライブでモッシュしてる客を殴りまくってた人がベースだった。かっこよかったのでバッヂを買いました。トリ前はFROM HELL。ボーカル氏はちょっと前のSWARRRMのライブでも見たけど、そのライブと比べる限りはSWARRRMよりもFROM HELLのほうがあっているかもしれない。ミドル~スロー主体でところどころにメロディを入れる独自の楽曲と地獄のような叫びは最高の相性でした。やっぱりこの人のボーカルは唯一無二。そして最後はナックルヘッド。ボーカルの戸沢氏はモヒカンが坊主になった以外は初めて見たときから変わらない風貌。怒涛の音塊のなか、懸命に人にぶつかったりダイブしたりと・・・なんだか記憶が飛んであまりライブのことを覚えていなかったり。途中、戸沢氏がステージの壁に全力で走って頭から激突したのは覚えています。ナックルヘッドのライブはいつも他人じゃなくて自分自身を痛めつけていたと思うし、唄ってる内容も自分に向けたものだと思う。そういうところがずっと好きだった。なんとアンコールを3回?もやって東京最後のライブを締めくくりました。今日の企画は最高だったなー。無理して行って良かった。ナックルヘッド最後の雄姿を目に焼き付けて帰宅。



ナックルヘッド
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by yoakenoban_2 | 2008-04-20 23:59 | ライブ/イベント


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