例によって目が覚めた夜明けの晩

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2008年 01月 17日

Heavy Weight Dancehall

今日聴いたもの。

d0139736_1432822.jpgV.A / Haul And Pull Up Selecta;Heavy Weight Dancehall 1979-1982 [3LP]
イギリスTROJANからリリースの初期ダンスホール・レゲエのコンピレーション。ジャマイカでは1980年代になると、ボブ・マーリーなどに代表されるルーツ・レゲエから徐々にダンスの場を盛り上げるダンスホール・レゲエに人気がシフトして行きます。そんなダンスホール・レゲエが正に黎明期迎えた79年~82年の音源をコンパイルした3枚組みLP。ジャケットのトースティングするDeeJayの前でビールを片手に楽しむ少年という写真がなんともかっこいい。いま現在ダンスホール・レゲエというとほとんどヒップホップみたいだったり頭の上でタオルまわしたりする音楽に思われがちですが、この頃のダンスホール・レゲエはリズムもゆったりしており演奏もルーツ・レゲエと同じミュージシャンがやっていたりするので、ルーツ・レゲエと同じ感覚ですんなり聴く事が出来ます。シンプルなバックの演奏に、たゆたうシンガーやほのぼとしつつもかっこいいトースティングのDeeJayの声がなんとも心地良くて、こんな音楽で盛り上がってたなんてなんとも粋に感じる。後半にその曲のダブバージョンがくっつくショウケース・スタイルの曲も多く収録されており、実際に当時のサウンド・システムではそういった形でレコードがプレイされていたりしたそうです。収録ミュージシャンはBarrington Levy、Triston Palma、Linval Thompsonなどダンスホール期に人気を博した人たち。
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by yoakenoban_2 | 2008-01-17 23:06
2008年 01月 17日

KEITH HUDSON / Pick A Dub

今日聴いたもの。

d0139736_2133472.jpgKEITH HUDSON / Pick A Dub [LP]
ジャマイカのレゲエシンガー/プロデューサーであるキース・ハドソンのダブアルバム。1974年リリースの盤を英のレゲエ再発レーベルBLOOD&FIRE(昨年倒産)がリイシューした作品。バックはボブ・マーリーのバンドにも参加したアストン・バレット(Ba)とカールトン・バレット(Dr.)のバレット兄弟にアール・チナ・スミス(Gu.)率いるSoul Syndicateでメロディカ奏者のオーガスタス・パブロも参加。レコーディングはキングストンのHarry J Studioでプロデュースはキース・ハドソン本人。ダブのアルバムはみんな同じようって言えば同じようなんですが(笑)、この時代の本場ジャマイカ産のダブは、綺麗になりすぎず今の音みたいにスマートに洗練される前の無骨な音の感触が好きで、いつまで聴いていても飽きさせない感じでいいですね。ジャケットデザインはなかなか手のこんだ細かい作りで、こういうのはLPサイズじゃないとな~と思ってしまいます。
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by yoakenoban_2 | 2008-01-17 02:28
2008年 01月 16日

SYD BARRETT / 帽子が笑う・・・不気味に

今日聴いたもの。

d0139736_1204457.jpgSYD BARRETT / The Madcap Laughs [LP]
ピンクフロイドを脱退したシド・バレットの70年リリースのソロ1作目。この辺のバンドとか特別好きなわけじゃないんですが、たまに聴いたり買ったりしてます。ロックというより、アコギ弾き語りのどっちかといえばフォークなアルバム。聞き流してるとそのまますーっと抜けていきそうな曲ばかりでインパクトには欠けるけど、ところどころに覗くアシッドな音作りと全体に漂うダウナー加減に幽玄な浮遊感が加わって図らずともサイケデリックな世界を構築しています。何曲かオッと思わせるけど、世間で評価されてるほどは凄いアルバムとは思えないな。シド・バレットはこの頃になると精神病が悪化してレコーディングも大変だったとかなんとか。その後2ndアルバムを出してからは実家に引きこもり続けてご存知の通り2006年に死去。


d0139736_1531615.jpgSIBYLLE BAIER / Colour Green [LP]
ドイツのシンガー・ソング・ライターであり女優だったシビル・ベイヤーという人が1970年~73年に全くのプライベートでレコーディングした音源が30年以上経過後正式リリースとなったLP。どこか寂しくて悲しげな歌声で延々とアコギを弾き語る根暗すぎるアルバム。あまりに暗いので用途が限定される。田園風景をバックに佇むセピア調の物悲しいジャケットもこの暗く美しい世界に嵌りすぎている。いわゆるアシッド・フォークというジャンルに分類されるんだろうけど、個人的にはこのアルバムにはサイケな感覚ってあんまり感じないかな。ただしめちゃくちゃ落ちていくことはたしか。なお、正確な享年など不明ですがシビル・ベイヤーさんはその後若くしてお亡くなりになっています。


Happy in the summer 0f 69
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by yoakenoban_2 | 2008-01-16 02:13
2008年 01月 14日

DEVOID / 幻

今日聴いたもの。

d0139736_22381377.jpgIRON LUNG / No Sex//Sex less [LP]
ARTIMUS PYLEのメンバーなどいるらしい米のFAST/POWER VIOLENCEバンドのアルバム。1stか2ndかどっちかな筈。遅いパートと速いパート混ぜこぜで展開しまくる変則サウンドに2000年代以降のダークスラッシュ的な要素が合わさって現代的なパワーバイオレンスに仕上がっていると思う。ダークスラッシュといってもいわゆるベタなHHIG、TRAGEDY系とは違うのでその辺は食傷気味の人もきっといけると思います。完成度高くて超強力。パワーバイオレンスも徐々に進化する?ジャケットアートワークはRUDIMENTARY PENIの人だそうです。たしかにRUDIMENTARY PENIのジャケみたいな異様な雰囲気。


d0139736_22493121.jpgDEVOID / 幻 [CD]
静岡産スラッシュメタルバンドの1stアルバム。GRIND FREAKSからリリース。レコ屋の説明文にスラッシュって書いてあったからスラッシュって書いてますが、ラジカセ一発録りの激RAWな音は完全にハードコア(笑)。演奏もテクニックより完全に勢いというか初期衝動重視なプリミティブっぷりで曲ごとの聞き分けがよくわからないほど・笑。狂暴なボーカルと常に連打し続けるドラムを軸にサクサクと曲が進んでいくので最初から最後まで一気に聞きとおすのが正しい聴き方なのでしょう。無骨に演奏されるギターのサウンドもなぜか段々小気味よく聞こえだしたり。ライブ見たいっすね。
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by yoakenoban_2 | 2008-01-14 23:10
2008年 01月 14日

GG ALLIN / HATED

d0139736_423866.jpg先日から渋谷の映画館で公開されたばかりの「ザ・クランプス 精神病院ライブ」 「全身ハードコア GGアリン」の2本立て、TRASH ROCKIN' PICTURE SHOWを見に言ってきました。内容的にはクランプスの方は83年に出たライブビデオ、GGアリンは93年に出たドキュメンタリー映像「HATED」という既存の物ですが、当然目当ては初めて日本語字幕がついたGGアリンの映像です。それにしても邦題はもう少しなんとかならなかったものか・・・原題のほうがよっぽどいい。GGアリンを初めて知ったのは12~13年前のDOLL誌でGGマニアで有名な某氏が書いた文章を読んで。「脱糞してそれを喰いまくって客席にダイヴィングして大暴れ」とか「日本では成田のブラック・リストにGGは入ってるので税関の役人はGGを知っている」とかそんなのいたいけな少年が読んだ日にゃー興味を持つわけです。しかし当時、日本では入手困難とされたGGアリン関連の映像を何の情報も無い田舎暮らしの少年が入手できるわけも無く。でも初めてGGアリンの映像を見たのはなんとテレビの地上派・笑。当時放送していたアサヤンの「ナインティナインの史上最悪のバンド計画」という企画で、ナイナイの二人が史上最悪のバンドを結成するために色々学んでいくというコーナーがあって、山塚EYEとか町田康なんかが出てて結構凄い番組だったんだけど、その中でナイナイが西新宿のレコード屋で最悪のバンドのビデオを色々見に行って、そこでレコード屋の人がGGのライブ映像を流していました。モザイク入りではありましたが、なんと地上波でGGの脱糞シーンが流れました・笑。その時はGGアリンという言葉は全く出てこなかったので、テレビ見ていた普通のひとはなんていうバンドか全くわからなかったと思いますが。

しかし今や、インターネットとDVDの普及でGGアリンの映像は簡単に通販できるし、それどころかyoutubeにたくさんアップされているので、当時心躍らせた映像たちをたくさん見ることが出来るのです。でも今回、初字幕付きということで、英語力がなく今までyoutubeでライブ映像を見ることしかしてこなかった自分は是非見に行かなくてはということで足を運んだ次第です。

まずはクランプスの有名な精神病院ライブから始まるわけですが、うーん、クランプスというバンドに全く思い入れがなく曲も知らない自分が見ると単なる音と映像の悪いライブ映像でした。精神病院でのライブというのも、ロックな若者の悪ノリの延長みたいに感じるし(意義がよくわからない)、お客さんで見てる患者さんの奇抜な行動を見て笑うというのもなんとなく釈然としないし・・・。面白くはなかったです(笑)。

そしてGGのほうは、GG本人とその周辺の人へのインタビューをしながら、合間にライブ映像や面白いエピソードを挟むというドキュメンタリーの王道な作りですが、さすがに面白い。他の人間が言うとウソくさくなるかもしれないGGの主義主張も本人の口から聞くと全て本気に感じられますね。GGの学生時代の友人という連中が凄くロクでもなかった・笑。GGアリンという人物の在り方を改めて知れたのも面白いし、そしてやっぱりめちゃくちゃかっこいいパンクロックをやっているとこちらも改めて思いました。GGというと、ステージで全裸になってウンコするとか客と乱闘になるとか、そういう下手するとサブカルっぽい部分にだけ焦点あてられがちだけど、音楽が凄くかっこい。パンクロックもそうだし、GGが歌うカントリーも渋かった(歌詞も凄い)。ライブ映像もウンコしようが客を殴ってようが殴られてようが、ちゃんと演奏してるし歌ってるんですよね。「俺は音楽をやってなかったら大量殺人鬼になっていたかもしれない」。いま聞くとギャグにも聞こえるこのセリフですが(D.M.Cってこれが元ネタなのかな?)、それだけGGは音楽を大切にしていたってことではないでしょうか。GGアリンの音源は少ししか持ってないけど、もっと集めてみようかなと思った次第です。

ところでこの映画は明らかに日本の法律に違反している映像が幾つも出てくるんですが、日本版としてちゃんとDVDになるんでしょうか?笑。


渋谷のユニオンもGGフェア。
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by yoakenoban_2 | 2008-01-14 04:17
2008年 01月 11日

Crash The Pose

昨日は、他のひとの誕生日祝いという事でおいしいと有名な都内の某モツ鍋屋へ。その前にユニオンに寄ったらnationstateのLPが中古であったので購入。出てからしばらく買わずにぼやぼやしていたらいつの間にかアナログがなくなっていたので買ってなかった。もう一枚、ソウルのコンピも中古で。そんなこんなで、食べに行ったモツ鍋屋は予約が取れないことで有名なお店で、たしかに二週間前に予約したときは1時間くらい電話をかけまくってようやく電話が繋がった・・・。本当に毎日そんなに予約の電話がかかってくるんだろうか?肝心の料理ですがさすがににおいしかったです。鍋に入ってるモツが普通のモツ鍋と全然違いましたな。他のメニューも良かったです。値段も、安くはないけど飛びぬけて高いわけでもないんで、たくさん飲んだりしなければそれなりですかね。まあしかし、何かイベント毎がなければここまでの手間はかけられない感じですかねー。でも予約無しで行っても運良く予約のキャンセルとかあれば普通に入れるらしい。たらふく食べて帰宅。

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by yoakenoban_2 | 2008-01-11 15:30
2008年 01月 09日

Take Me To Jamaica

今日聴いたもの。

d0139736_241745.jpgV.A / Take Me To Jamaica [CD]
英のルーツレゲエ再発レーベルPRESSURE SOUNDSから去年リリースされたジャマイカの大衆音楽「メント」のコンピレーション。メントはスカ以前の音楽で、元々スカはアメリカ産のジャズやR&Bにカリブ海の伝統音楽であるカリプソやこのメントの要素が融合し誕生したとされていて、そうするとメントはレゲエのルーツのひとつと言えます。で、そもそもメントとは何かというと、ライナーによると、その昔農場で働かされていた黒人奴隷に白人の農場主が楽器を与え、ヨーロッパの舞踏場で流行っていたダンスミュージックを演奏させていたことから始まったそうです。そこで黒人達はそのダンスミュージックに独自のアフリカ風味の味付けをして、尚且つ自分たちの娯楽としても発展させて行き、それが次第にメントという音楽になっていったとのこと。このCDはそんなメントが黄金期を迎えた1950年代にレコーディングされた曲をコンパイルしたもので、音源的にもレアなヴィンテージ曲ばかりが収録されています。陽気で素朴な南国風味の音楽はリゾートミュージックのようでもあるので、なんの気負いも無くハンモックで揺られている気分で聴く事が出来ます(笑)。個人的にはメントにはレゲエほどの中毒性は感じないけど、あまり耳にする機会の無い貴重な音源を手軽に楽しめることが出来る便利なCD。レゲエ関連は(レゲエじゃないけど)基本的に今はアナログしか買ってないんだけど、このアルバムはCDでしか出ていないのでCDで。
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by yoakenoban_2 | 2008-01-09 03:01
2008年 01月 07日

Roll-up for the Mistery Tour

栃木県へ一泊二日の小旅行に出かけてきました。一日目、那須温泉の温泉旅館へ。露天風呂や足湯もあって温泉たまごが作れ、夕飯もおいしく量も多いし良かったです。狭いかわりに安い部屋に泊まったので、ひとり8000円代でした。温泉旅館なんてひさしぶりだった。次の日は駅まで移動しレンタカーを借りて那須高原のアルパカ牧場へ。めちゃ寒かったけど、念願のアルパカ達を見ることが出来て満足。1時間ほど牧場をふらつき、アルパカに餌を上げたり写真を撮ったりして遊びました。その後はレンタカーで適当に移動しながら大麻博物館を訪れてみたり怪しい神社をお参りしたりよくわからないお菓子の製造所を見学したり、最後はまた温泉に浸かって一休みしてから帰路へ。那須塩原から新幹線で東京へ戻る。行きは高速バスを使ったので新幹線の半額くらいだったし、宿も安かったので費用のわりにはなかなか充実した旅行となりました。普段ライブ行くかレコード買うかしかしていないので、たまにはこんなのもいいだろう。

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by yoakenoban_2 | 2008-01-07 22:50
2008年 01月 05日

ROOTS ARCHIVES AWARDS 2007

d0139736_1846731.jpgルーツレゲエのデータベースサイトROOTS ARCHIVESで毎年恒例の「ROOTS ARCHIVES AWARDS 2007」の結果が出ていました。まあ、意外性や面白みはあまりありませんが、それぞれ順当な結果という感じで。毎年そんな感じだけど。ルーツレゲエのリリースは30年も40年も前の音楽についてなんで、当たり前ながら新譜は基本的にリイシューや編集盤になるから物凄く数が膨大なわけでもないし話題になったリリースは自分も把握しているので、意外性がないのは当たり前と言えば当たり前ですが。それにしても持ってないのが多いなあ。基本的にレゲエはアナログでしか買ってないので、CDしか出てなかったり新譜は気づいたらアナログが見つからなくなってたりするパターンも多いので、そんなせいもあったり。KIDDUS I(映画「ROCKERS」のレコーディングシーンで歌っていたひと)くらいは買っておいたほうがいいかなあ。

映画「ROCKERS」で歌うKIDDUS Iさん。
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さて、話はガラっと変わってNYのロウ・メタル・スラッシャー、BATTLETORNが3月に来日するようです。彼らのmyspaceに来日公演の日程あり。凄く好きなバンドっていうわけでもないけど(笑)、行けたら見に行きたいなー。
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by yoakenoban_2 | 2008-01-05 19:12
2008年 01月 05日

When Rhythm Was King

今日聴いたもの。

d0139736_15133148.jpgV.A / When Rhythm Was King [2LP]
今年の目標は更新頻度を上げることなのでバシバシ行きましょう。まあ最初のうちだけだと思いますが・・・。これは去年米HEARTBEATから出たレゲエ界を代表するジャマイカのレーベルSTUDIO ONE音源のコンピレーションです。STUDIO ONEの中でもベストと呼ばれるトラックをコンパイルしただけあって聞き覚えのある有名曲もチラホラ。ルーツレゲエの黄金時代と言える1968年~1979年のトラックに、BOB ANDY、ALTON ELLIS、JOHNNY OSBOURNEなどトップクラスのシンガーが歌えば悪い筈も無く。有名曲も多いので入門編としても最適かと。最後の2曲はレア音源となるExtended Version(長尺だったり後ろにダブやDeeJayがついたりする)。ジャケットはおそらく当時のサウンドシステムのダンスの現場だと思うけど、こんな曲でこんなに盛り上がってたら楽しいだろうな~。


d0139736_15352651.jpgTHE MEDITATIONS / Guidance [2LP]
BOB MARLEYのバックも務めたことがあるルーツレゲエのコーラストリオ、MEDITATIONSの78年リリースのアルバムにボーナストラックを数曲加えてフランスのレーベルMAKASOUNDがリイシューしたアルバム。録音スタジオはリー・ペリーのBLACK ARKやCHANNEL ONE、Harry JにTresure Isleと複数クレジット。キラー・ルーツレゲエとは正にこのアルバムのこと。彼岸で鳴り響くような極上のコーラス・ハーモニーと底なしに深く豊かなバックトラックにタイトル通りどこかに導かれて気づいたときにはこの世じゃないなんてことに・・・なんてわけありませんが、これこそルーツレゲエの真骨頂といえる大名盤。音も異常に良い。頭をクラクラさせるレゲエを求めてる人は是非どうぞ。
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by yoakenoban_2 | 2008-01-05 15:31