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例によって目が覚めた夜明けの晩

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2008年 05月 06日

すべては変わり過ぎて行くけど僕はずっと変わりはしない

世間でいうゴールデンウィークは仕事やら体調不良やらで特にどこにも行けてません・・・。そんな中、今日は小中高と一緒だった旧友に9年ぶりくらいにあってきた。まだ自分が東京に出てくる前はたまにあってたんだけど、自分は上京、彼は自衛隊に入隊し、その後連絡先もよくわからなくなり音信はぷっつりだった。それがこのタイミングでなぜか再開。待ち合わせ前にまずは新宿ユニオンを軽くパトロール。最近、レコードやCDの購入に制限をかけているため、慎重にブツをDIGし、結果レゲエの中古を2枚抜く。BLACK ARMY JACKETのLPはまた今度にしよう。その後駅西口で彼と落ち合う。待ち合わせ場所に現れた彼は髪形がボウズになり見た目こそオウム真理教の信者みたいな容姿だったが、昔と変わらないノリだった(ユーモアのあるやつだった)。自分の姿を見て一言、「お前全然変わってねーな」。

既に結婚し子供もいる彼の都合があり、1時間ほどだけ近くの喫茶店で談笑。彼の家庭は両親が離婚していたり昔からちょっと複雑で、それ故に普通の人よりも家庭や仕事に対して色々思うことがあるようだった。そんな彼は自分自身のために、今年中には自衛隊を退職して新しいことを始めたいそうだ。話で聞くぶんには、なかなか困難が伴いそうだったし、既に家庭もあり35年ローンでマイホームも購入しているため、難しい道のようにも思えた。しかし親が自分の人生のことを子供のせいにして愚痴を言うのを聞いて育ったという彼は、このままもし何もせず自分が年老いて後悔したとき、それを家庭や子供のせいにする自分の姿が親と重なってしまったという。決心は固いようだったので、是非とも頑張ってもらいたいな。ただ、なんとなく、貴花田親方や川田龍平さんのような雰囲気の、彼の危うい真っ直ぐさだけが気がかりだった。

人生は一度しかないのに、必死に仕事にしがみついて、酒を飲んで上官や同僚の愚痴をこぼすか、パチンコやスロットに行くかくらいしかすることのない奴が、なんと多いことか。自分はそうはなりたくない。人生は一度だけなのに。そう熱弁する姿がいやに印象的だった。歪んだこの世界に染まっちまったらおしまいだぜ。

by yoakenoban_2 | 2008-05-06 02:21


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